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広島税理士のひとりごと『経理総務の未来像』

2018/02/20 [TUE]
 「クラウド型会計ソフト」皆様ご存知でしょうか?
 
 2013年ごろから始まったこのサービスは現在急激な勢いでそのシェアを拡大しています。
そこには経理・総務の業務をいかに効率化させるかといった背景があります。
 
経理部門の仕事といえば従前は
 
 
証憑等整理⇒伝票作成⇒元帳転記⇒集計・資産表作成⇒決算
 
 
といった流れですべて手作業で行われていました。
転記集計作業には時間がかかり、ミスがあれば一からやり直しです。
 
それが、会計ソフトの出現により
 
 
証憑等整理⇒「入力作業」⇒元帳・試算表自動作成⇒決算
 
 
と、集計作業が自動化され、転記ミス集計ミスが格段に減ることとなりました。
証憑等の整理や入力作業が経理部門の一般的な仕事となっています。
 
この形が「クラウド型会計ソフト」の出現により崩れつつあります。
今後の流れは
 
 
証憑等電子化⇒仕訳・元帳・試算表自動作成⇒決算
 
 
と、自動化が進み、経理部門は省略化されていくことが予想されます。
取引にかかる証憑を電子化し、データとして保存、そのデータから帳簿の自動作成です。
 
この分野はめまぐるしい速さで進化しています。
今後の動きには要注目です。
 
広島総合税理士法人