中国税理士会館で開催された令和2年度中税政定期大会に先立って,
国際政治学者の舛添要一氏の講演会を拝聴した。
今回は本来であれば島根県松江市の一畑ホテルで開催されるはずであったところ,
緊急事態宣言のもと,やむを得ず広島市の税理士会館での開催となり,
中税政役員ほか一部のもののみが参加となり、
舛添氏の講演もオンライン配信となった。
一畑ホテルで開催できなかったことは極めて遺憾であったが、
舛添氏の講演を目の前で拝聴できたことは大変喜ばしいところであった。
この中で,小泉政権以後の政治体制の中で右派が得票数で優位に立つ理由,
政府のコロナ対策の愚策ぶり,世界における日本の生きる道について
ユーモアも交えて楽しい時間となった。
東京からでもオンライン配信ができるのに,
あえて来広して有意義な講演をいただいたことに感銘するとともに、
使い古したよれよれのビニール傘をもって登場され,
庶民的な一面をのぞかせた発見があった。
広島総合税理士法人 岡本 倫明