先月6日に発生した「平成30年7月豪雨」では、広島県・岡山県を中心とする西日本各地が甚大な被害に見舞われました。改めて被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、皆様の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
また記録的な猛暑が連日日本列島を覆っています。皆様方におかれましては熱中症対策などを万全に行い、くれぐれもご自愛ください。
私は現在、中国地方の公認会計士約500人の代表として公認会計士協会の理事を務めております。2016年6月に就任し、3年の任期も残すところあと1年となりました。
昭和23年7月に公認会計士法が制定され、今年で70周年を迎えます。法律が制定された7月6日は「公認会計士の日」として、協会では全国的に広報活動を行っています。
先般7月23日に東京国際フォーラムで開催された「公認会計士制度70周年記念式典・記念講演」に参加してきました。
第1部として、午後1時30分から会員約2,000人が参加するなか記念式典が開催されました。来賓紹介の後、安倍内閣総理大臣からのビデオメッセージが上映され、会計士に対する期待の高さを述べられました。続いて国際会計士連盟(IFAC)会長等から祝辞がありました。
第2部は、柳井 正氏(株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長)を迎え、「会計士が世界を変える」というテーマで約1時間の講演がありました。
「会計士はもっと経営者と経営課題を議論できるパートナーになってもらいたい」と、経営者との協調を呼びかけられ、その内容は、翌日の日本経済新聞にも一部掲載されました。
柳井氏はご存知のとおり、山口県の出身で、熱意ある講演内容に深く感銘を受けました。通常はあまり講演をされない方ですが、今回はお世話になった会計士の先生の頼みということで引き受けてくださったそうです。
この記念講演は一般の方も参加可能で、約2,000人の会員のほかに一般参加者約1,000人が会場へ足を運び、柳井氏の講演に熱心に耳を傾けました。
広島総合税理士法人 蔵田 修