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広島税理士法人井戸端会議『梨の食べ方』

2024/09/30 [MON]

近年店頭では6月頃から並ぶ梨ですが、梨の旬は8月から概ね10月までだそうです。 

秋の味覚のひとつとされる梨は、薬膳にも利用されるなど、高い薬効でも知られます。

夏バテ対策、そして、秋の乾燥対策にも役立つ梨の話をお話します。

 

夏の猛暑で体力が消耗するころ、秋の風は心地よいですが 秋の乾燥した冷たい空気には注意してください。

乾燥した空気から鼻やのどの粘膜を守り、冷たい空気で体を冷やし過ぎで体調を崩すようです。

そんな季節に旬を迎える梨はのどを潤し、体にこもった熱を冷ます効果が期待できます。

 

梨の酸味にはクエン酸やリンゴ酸、アスパラギン酸を含み、疲労回復効果が期待できます。

甘みはソルビトール(糖アルコール)によるもので、喉の炎症を抑え、

便秘を解消するといった効果があるといわれているそうです。

 

独特のシャリシャリとした食感は石細胞で、これは腸内環境を整えてくれます。

石細胞とは食物繊維のかたまりで、便の量を増やし、腸壁を刺激して排便を促す効果があります。

一方、梨は、ほかの果物にくらべてビタミンやミネラル類をあまり多く含みませんので、

ビタミンやミネラル類はほかの食材で補ってください。

 

秋になると、のどや肺の粘膜を傷めやすく、いわゆる「のど風邪」が流行りだします。

のどが痛い、イガイガする、セキが出るといった症状があらわれて気になる方は、梨を食べてください。

 

以下はおすすめの食べ方です。

梨を半分に切り 次に芯をくり抜きます。

芯をくり抜いてできた穴に氷砂糖にしょうがを深めの皿に載せ、

ラップやフタをして、電子レンジで加熱します。

加熱時間はワット数によって異なりますのでご自身で調整してください。

深めの皿を使用するのは、梨から果汁がたくさん出るためです。

トロリ熱々になったらできあがりです。

やけどに注意して、また、皿にたまった果汁には梨の栄養がたくさんつまっているのでので残さないよう召しあがってみてください。

 

広島税理士法人