2022/11/30 [WED]
「あなたはAEDを探して持ってきてください！！！」
通勤途中に、いきなりこのように声をかけられたときに、
すぐに対応することができますか。
私が、このことを考えるきっかけになったのは、
先日参加した、市の主催する救命講習でした。
救急隊員さんに、心肺蘇生法、AEDの使用方法、
異物除去法等を指導していただきました。
実技講習のなかで印象的だったのが、要救助者を発見した場合、
第一発見者は、周囲の人の中から、一人ずつ指名して、
「あなたは119番の通報をしてください。」
「あなたはAEDを探して持ってきてください。」
と指示をだすということです。
これはなぜかというと、不特定多数にただ呼びかけるだけでは、
各々が人任せにして結局誰も動かないといった事態が起こり得るため、
そういった事態を防ぐためなのだそうです。
でも、もし自分が「AEDを持ってきてください。」と指示を受けた時、
どこにいけばAEDがあるのか全く把握できていない場合には、
行動に移すのがとても難しいですよね。
そんなときのためにも、日頃から、自治体等が公表している
AEDの設置場所情報を確認することで、
自分の生活圏で、AEDがどこにあるかを
ある程度把握しておくことは大事なことです。
ちなみに、広島市の場合には、
AEDマップ【AED提供協力施設】というマップがあり、
広島市消防局管轄内の、AED提供協力施設の情報が公表されています。
このマップには、AEDを提供することができる時間も
各施設ごとに掲載されていますので、
いざという時にどの施設に向かえばよいのか選択することもできるようになっています。
広島市以外の各自治体でも、似たような情報をHPなどで公表しているようです。
緊急時に慌てないためにも、こういった情報を今後も定期的に確認していこうと思います。
自宅や職場の最寄りのAEDの設置箇所だけでも、頭に入れておきたいですね。
広島総合税理士法人
