皆さん、こんにちは!
税理士法人の代表をしている蔵田です。今年も確定申告時期がやってまいりました。
このコラムを書いているのが3月1日ですので確定申告期限まであと2週間と迫ってきております。過去3年間はコロナの影響で3月15日という申告時期の延長がありましたが、今年は期限延長がありませんね。
電子申告やDXの普及により昔の確定申告時期の作業風景とは様変わりしましたが、相変わらず会計事務所の一番の繁忙期となっています。
コロナの影響が出ず、事務所全体として納税者の申告が期限までに終わることをひたすら祈っております。
話はかわりますが、みなさんは「チャットGPT」という言葉を聞かれたことがありますか?(対話用アプリの「チャットワーク」とは違いますよ)
昨年秋にアメリカの新興企業オープンAI社が公開した人工知能(AI)の自動応答ソフトです。
このサイトに質問をスマホやパソコンで入力すると文章があっという間に返ってくるそうです。
まるで対話をしているかのようにすらすらと、それも無料で!
コンピューターの出現によって人間の世界は大きく変わりました。
コンピューターの性能も当初は演算機能レベルであったものが、通信機能が加わりインターネットの世界が実現されました。
インターネットの世界では検索サイトが席巻し、グーグル等大手検索エンジン会社が主導権を握っています。
この人工知能(AI)の自動応答ソフトの出現により、今後は単語を検索する必要がなくなることでしょう。
今回のソフトはインターネットの導入以来の画期的な革命になっていくことでしょう。
こうした技術が進歩した未来とはどういったものかということについて、「サピエンス全史」という世界的ベストセラーを執筆したユヴァル・ノア・ハラリさんは前作に続く「ホモ・デウス」という本で細かく解説されています。
私もコロナ禍に読んでみましたが、人間がアルゴリズムに支配される世界が来ることについて恐怖を覚えました。そんな未来について興味のある人にはこの本をお勧めします。
「チャットGPT」私はまだ体験していませんが確定申告の繁忙期がおわったら試してみようと思っています。まだ未体験の人は一度お試しあれ!
広島総合税理士法人 蔵田 修