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広島税理士のひとりごと『企業が推進すべきZ世代との付き合い方は?』

2023/04/20 [THU]

《Z世代のことを知り己を知ればビジネスは危うからず》

ミロク会計人会のCHANNEL2022.10NO494掲載の原田曜平氏の 「Z世代」のことを知る より 昭和の老人が学ぶべきことを一部抜粋し報告します。

 

Z世代は、欧米発の概念で、「1990年代中盤(または2000年代序盤に生まれた世代)(10代前半~25歳くらいまでの若者)を指します。

 

欧米諸国では、Z世代の人口が他の世代に比べて多く、消費の面から大いに注目されており、日本においても市場や企業が持続的な成長を遂げるためには、これからの市場を担い、情報の受発信能力が高いZ世代に振り向いてもらうことが喫緊の課題となっており、ここ最近、急速に注目度が高まっているからだそうです。

 

・日本の世代とZ世代

団塊 1947~1951    
ポパイ・JJ 1952~1960
新人類 1961~1965 1964~1980 X世代
バブル 1966~1970
団塊ジュニア 1971~1974
ポスト団塊ジュニア 1975~1982
1981~1994

Y世代

(ミレニアム世代)

ゆとり 1983~1995
脱ゆとり 1996~ 1995~2010 Z世代
2011~2025 α世代

 

Z世代の多くが自意識や自己承認欲求が強く「いじり」を受け付けなくなっています。

かつては距離感を縮めるために、いじりがコミュニケーションの手段として使われることがありましたが、Z世代はいじりを極端に嫌います。ともすればパワハラやセクハラの一種と捉えられます。もちろん、頭ごなしに𠮟りつけたりするのも言語道断です。

時に、アドバイスや指導をしなければならない場面では「9割褒めて1割は改善提案」というスタンスを貫いてください。仮に褒めるところがなくても9割は褒めることに徹し、残りの1割で「こうしたらもっとよくなるのに」と改善提案するのが効果的です。もちろん「俺の背中を見て学べ」という昭和スタイルもNG、適度な距離感をとりながら、褒めることを軸にしたコミュニケーションを心掛けるといいでしょう。

(昭和の老人からすれば面倒臭いやつらと・・・・なぜそこまで気を使わないといけないのか? と思われるでしょうがそこは・・・)

 

Z世代との、いわゆる「飲みニケーション」をどうすればいいか迷う方もいるかもしれませんが、プライベートを重んじるZ世代に対しては、できるだけ仕事の一部として飲み会を設定することが望ましいと思います。シリコンバレーの一部の企業では、飲み会は就業時間中に自由参加で、かつ会社の費用で実施しているそうですが、理想を言えばそういったスタイルを目指すべきです。

 (「ポパイ・JJ世代」の私がこの記事の中で唯一同感できた考え方でした。是非日本の企業でも実施に向けてほしいと思ったのでした。)

 

広島総合税理士法人