2019/07/23 [TUE]
クラウド会計の特徴として他のクラウドサービスとの連携が挙げられます。
ところでこの連携、具体的にはどんなものがあるのでしょう?
クラウド会計のソフト提供会社は会計の周辺業務との連携に力を入れています。
代表的な業務と言えば以下のように分類されるのではないでしょうか。
①給与連携
②請求書連携
③その他のシステム連携
今回は給与システムとの連携編です。
給与ソフトですがクラウドサービスによるものも増えてきました。
従業員にアカウントを与えて各々がスマホで管理なんてのも登場しています。
さらに同じサービス会社のソフトをするとソフト間で自動連係までしてくれます。
じゃあ従来とどう違ってきたのか対比してみると…
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従来
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ソフト連携
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1
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タイムカードの勤怠情報を集計
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各人の勤怠情報を自動収集
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2
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給与ソフトに勤怠情報を入力して給与計算
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上記の勤怠情報から給与計算 |
3
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給与仕訳を会計ソフトに入力
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給与仕訳が帳簿に自動転記
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どうでしょう?
3段階の作業項目が解消されてチェックのみでOKになってしまいます。
当然連携までの設定は必要ですが、一度流れに乗ってしまえばしまえばあとはスムーズに進みます。
さらに、年末調整に必要な情報も各個人個人で入力するようなシステムもあり、
ここも相当数の作業省略が可能になります。
ただ、給与に細かい条件など入れていたりするとシステムによっては対応できなかったりします。
このあたりはサービス会社の今後の開発状況次第なのですが
将来的に業務をグッと短縮させようと考えるのであれば、
自社の条件や状況とシステムで対応できる内容をしっかりと理解した上で
導入を検討してみてもいいかもしれませんね。
広島総合税理士法人は会計freeeの認定アドバイザーです。
広島総合税理士法人