先日、高齢の親が「支払いの時にクレジットカードで支払おうと思ったら使えなかった。磁気に傷が入ったのかも。。。」と言うので、外出のついでに再発行手続きをしにサービスカウンターへ。
少し離れたところで手続きが終わるのを待っていたが、
さすがにそろそろ終わると思われる時間になってもやり取りをしていたため様子を見に近づくと、
なにやら「いえ、〇〇ペイは使ってません。」と電話の相手に答えていた。
何ごとか!!と驚いて話を聞くと、本人は簡単に手続きが終わると思っていたが
クレジットカードは磁気が悪くなったわけではなく、
カード不正使用検知システムが作動して利用停止となっていたとのこと。
電話の相手は、クレジット会社の人で、暗証番号を何度か間違えたためロックがかかったようで
幸いにも被害はなかった。
クレジットカードの不正利用の代表的なケースは、
地元が生活圏で外出も少なく、インターネットなどもしない親はどこで被害にあったのか見当がつかない
と不安になっていたが、おそらくスキミングにあったのだろう。
スキミングとは、スキマーという情報読み取り装置を使ってクレジットカードなどの情報を抜き取る行為で、
手口としては、ATMなどのカード挿入口にスキマーを仕掛けたり、
非接触型のカードの場合はスキマーを近づけるだけで情報を読み取られてしまう。
いろいろな対策はあるとして、気休めかもしれないが我が家では非接触型カードのスキミング対策として
スキミング防止カードを購入した。
明日からは師走に入り、人混みに出かける機会も増えると思いますが、
みなさまも被害にあわないようくれぐれもお気を付けください!
広島総合税理士法人